とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
株式会社 アールピーアイ栃木
■施設・事業所情報
名称 栃木市藤岡保育園 種別 保育所
代表者氏名 鹿野谷 節子 利用人数(定員) 50(60)
所在地 〒323-1104
栃木市藤岡町藤岡1135-4
TEL 0282-62-3749
■実地調査日
平成25年10月30日(水)
■総評
◇特に評価の高い点
1.保護者との密接な関係のもとで保育が実践されています。
利用者アンケートでは、「意見や要望への対応」や「子どもの病気やけがなどの時の対応」、「園や家庭での子どもの様子についての情報交換」、「子どもの状態や育ちになどに対する相談への対応」など、多くの項目で高い評価となっています。特に「園や家庭での子どもの様子についての情報交換」及び「子どもの状態や育ちになどに対する相談への対応」では回答者全員が満足する回答となっており、極めて高い評価結果です。
日々の保護者との情報交換の状況を確認すると、「連絡帳」に挟み込んだ「おたよりぽすと」と呼ぶ、園と保護者との連絡帳があり、0歳から5歳児までのすべての子どもに対して行っており、毎日一人ひとりについて園の様子を保護者に伝えています。一般的には低年齢児にのみ行っている場合が多く、この点も利用者アンケートの高い評価につながっているものと思われます。
また、保護者との「個人面談」は、長く続けてきた本園の特徴ある取り組みの一つです。事前に子どもの生活習慣等に対するアンケート用紙を配り、回答いただいた事柄を中心に懇談を進めています。保護者の都合に応じて、日程変更にも対応するなど、丁寧な取り組みが行われています。
利用者(保護者)アンケートの高い評価は、このような日々の丁寧な取り組みが背景にあることを実感することができました。

2.支援が必要な子どもに対して丁寧な対応がなされています。
本園には現在、特別支援保育対象児が複数名在籍しており、担当保育士を配置し支援に取り組んでいます。関係機関の協力のもと、支援の内容や方法を検討するとともに、園長や主任保育士、担当保育士が研修会や学習会に参加し、子どもの持つ障がいを理解し適切な支援が出来るよう取り組んでいます。子どもの状況に応じてクラス編成を行ったり、行事に際しては、保護者の意向を確認した上で、日々の保育の中で繰り返し練習し、成果を発揮できるよう取り組んでいます。また、保護者に対しては園長が相談等の対応を行い、精神の安定を保ちながら子育て出来るよう、丁寧に取り組んでいます。
また、その他の支援が必要な子どもや家庭もあり、関係機関と連携を密にとり、必要に応じてケース会議や市が実施している発達相談に参加し、情報交換を行い、支援を行っています。
子ども一人ひとりについて、特に支援が必要な子どもや家庭に対して、このように関係機関の協力のもと、丁寧な支援が行われています。

3.広い園庭と遊戯室で子ども達は元気に活動しています。
本園は街中にあるものの、広い園庭と遊戯室があり、運動やリズム遊びなど、子ども達は元気に活動している様子が見受けられます。
園庭には、ニセアカシアやプラタナス、藤棚があり、特に藤棚は長い年月をかけて育て上げられた立派な木に成長しており、日差しを遮り木陰で遊ぶ場となっています。遊具も鉄棒やブランコ、すべり台、雲梯、上り棒と、多くの種類があり、それぞれに子どもたちが元気に遊ぶ姿がみうけられました。
遊戯室も広く、かけっこもできる広さがあり、雨の日の運動も十分におこなわれるものと感じます。また、外遊びが難しい低年齢児も遊戯室で元気に遊びまわっていました。

◇改善を求められる点
1.園全体として報告・連絡・決定する体制づくりが求められます。
職員全体で話をする機会が少なく、日々の業務の中で口頭で情報が伝達されることが多く見受けられます。より確実に、正しく情報を伝達し、共有化するための取り組みが求められます。
また、様々な計画や事業の決定や見直しに関して、これまでの経験等により自然と行われている面があり、組織として文書化等の明文化はされておりません。園の目標に向けて改善課題を明らかにし、課題解決に向けて全職員が参加して検討することで、改善実施がより着実に行われるものと考えられます。園全体で議論し、決定していく体制作りをしていくことが望まれます。

2.個人情報保護に対する徹底した取り組みが求められます。
職員一人ひとりは、利用者のプライバシー保護に気をつけた対応を行っており、これまで問題は起きていません。しかしながら、プライバシーに関しては年々重要視されつつあることから、園として確実に実施していく取り組みが必要です。重要資料等の保管・使用等に対する取り決めや、子どもの写真等利用する際の保護者への承諾など、園としての規定、マニュアルを定め、より慎重に取り扱っていくことが求められます。

3.園舎の安全性及び快適性の向上に向けた取り組みが求められます。
園舎は昭和48年に建設されたもので、建設後40年が経過しています。本園を含む藤岡地区内の公立保育園4園は、平成28年度に統合される計画となっています。
そのため、施設改善は難しい状況があると考えられますが、防犯対策や快適性の向上に向けた取り組みはおろそかに出来ないものであり、そのために保育等支援に弊害が出ることがあってはいけません。
乳児用トイレがないことに伴う指導の難しさの解消や、備品置場の確保、さらには防犯上の安全対策などに取り組んでいくことが望まれます。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
今回第三者評価を受審するにあたり、自己評価の項目ごとに保育や環境、保護者支援、組織運営など多方面から一つひとつ振り返り、見つめ直す事により、保育園の役割や、保育士としての資質、園の運営など多くのことを学ぶことができました。また、評価結果からは、課題が明確になり、改善点も具体的になりました。それと同時に自信につながった面もありました。
 これらの結果については真摯に受けとめ、職員全員が共通理解のもと、改善すべき点は改善し、さらなるより良い保育サービスが提供できるよう努めていきたいと思います。
 さらに、今後においても定期的に自己評価を行い、常に保育園のあるべき姿を確認しながら、質の向上を目指していきたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。