とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 アスク
■施設・事業所情報
名称 那須塩原市いなむら保育園 種別 保育所
代表者氏名 岡本志津子 利用人数(定員) 113
所在地 〒328-0033
那須塩原市埼玉6番地1165
TEL 0287-63-4721
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 平成29年9月7日(契約日)~ 平成30年2月15日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 2回 (平成25年度)
■総評
◇特に評価の高い点
○一人ひとりの子どもの受容と個々に合わせた保育対応
職員は、子ども一人ひとりの発達や家庭状況、生活リズム等を受けめ、個々に応じた援助を行っている。子どもが安心して自分の気持ちを表すことができるよう言葉かけや声のトーンに注意し、子どものトラブル等にも時間をかけ丁寧に関わっている。基本的な生活習慣についてもそれぞれの子どもの成長や家庭環境に配慮して、家庭と連携しながら確実に身につけられるよう援助している。

○安心して子育てができるような保護者支援
保育園は保護者の育児に対する負担感や不安を軽減し、保育園を身近に感じ親子で安心して楽しく通えることを目標にしている。職員は保護者と直接会話をすることで信頼関係を作ることを大切にし、保護者の思いを受け止めることや、子どもの成長や子育ての情報を伝えることに取り組んでいる。園長・副園長を含め職員全員が日常の中で、保護者が相談や意見を述べやすい環境作りを心掛けると共に、保護者のニーズを的確に把握する資質を高めるため相談対応の体制作りや園内研修を行っている。

○ 職員一人ひとりの教育・研修機会の確保
個人別研修計画を策定して一人ひとりに必要な研修を列挙するとともに、研修会の案内は全職員に回覧し、希望する研修を受講させるよう配慮している。個人別研修履歴を記録する仕組みを整備しており、今後、研修成果の評価・分析、研修計画の見直しに活用していく方針である。短時間勤務職員を主な対象とした園内研修を、時間帯を工夫し特別な体制をとって実施しており、毎年継続して実施する計画である。短時間勤務職員が自分の役割を認識し、向上心を持って職務に従事する上で意識付けにつながっている。

◇改善を求められる点
○全体的な計画の整備と指導計画の内容充実
保育課程、指導計画は作成されているが、保育園の状況に合わせ実際に行っている内容を反映した記述が十分とは言えない。現在、保育所保育指針の改定により保育園の全体的な計画と年間指導計画について、市の公立保育園全体で検討が行われている。今後は各園において子どもや家庭状況、地域の実態、保育時間等を考慮した保育園の全体像を示す「全体的な計画」とこれに基づき創意工夫して行う長期・短期の「指導計画」が作成されることを期待する。

○地域の福祉ニーズにもとづく公益的な事業・活動
園独自では地域の福祉ニーズを把握する取り組みは行っておらず、地域住民に対する子育て相談事業の案内看板も玄関に掲げているが、利用者はいない状況である。困難な事情を抱えていると思われる家庭があれば、市の子ども・子育て総合センターや福祉事務所につないだり、市からの要請で緊急入園の措置をとったりすることもあり、公立保育園として一定の役割を果たしている。今後はさらに、園として参加の希望を伝えている学社連携融合事業へ加入し、要保護児童対策地域協議会やNPOなどとも連携して、地域の福祉ニーズに基づく地域貢献活動に積極的に取り組むことを期待したい。

○臨時職員に対するキャリアパスの明確化
正規職員については市が行う総合的な人事管理システムがあるものの、臨時職員は対象となっていない。様々な課題に応じた専門性が求められる中、職員の職位や職務内容に応じて任用要件や必要な研修内容、資質向上の目標を明確にし、着実にキャリアアップしていける仕組みづくりが重要となっている。制度改正により民間保育園における保育士の処遇改善が着実に進む中、市の臨時職員についてもキャリアパスの明確化を図り、個々の職員の技能や経験を評価して処遇改善を進める人事管理制度の整備が求められる。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
第三者評価は2回目の受審になります。前回改善を求められた3点についてですが、食育への取り組み及び職員研修の充実については積極的に取り組んだことにより前回より良い評価となりました。30年4月から新指針になることも踏まえて、今後についてはさらなる向上を目指して努力をしていきたいと思います。なお地域へ向けた取り組みについては、稲村公民館や稲村小学校、地域企業との交流を行っています。さらに実習生や中学生、高校生の職場体験などの受け入れを積極的に行っていますが、低い評価となりました。今後については、何ができるか検討し取り組んでいきたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。