とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 InternationalSocialServiceCultureCenter
■施設・事業所情報
名称 いのくら児童クラブ 種別 放課後児童クラブ
代表者氏名 須佐 佳子 定員(利用人数) 89人(46人)
所在地 〒321-2344
日光市猪倉3331-6
TEL 0288-26-6466
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 令和5年10月1日(契約日)~ 令和6年3月31日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 1回 ()
■総評
◇特に評価の高い点
・子どもが安心してすごせるようエアコンによる環境管理を行うとともに、オセロゲームや将棋、人生ゲーム、小説、漫画、縄跳びなど多様な遊具や図書など子どもにふさわしい生活の場を備え、年齢による遊びと生活の環境を備えている。また、体調がすぐれない時には、静養室で静かに過ごせるよう確保されている。自習なども辞書など、図書等を備え学習活動ができる環境となっている。
・保護者にいつでも声をかけ、普段の会話の中で子育てのことなども相談しやすい環境づくりに心がけ、しっかり時間を設けるようにしている。受けた情報は職員間で共有している。星を見る活動や川虫探検は親子の行事で、保護者も参加、協力する機会を設けるほか、児童クラブのバザーや保護者会総会の後の交流会等で保護者同士の交流の場を設けている。保護者会が設置されている児童クラブは日光市でここだけ。保護者会の自主的活動は十分でなく、支援員が支援している。コロナ禍で保護者会の行事は中止の状況となっている。宿題については、保護者からの申し出で行っており、個々の子ども自身の考えに任せている。
◇改善を求められる点
・いのくら児童クラブ風水害対策計画が整備され、日常の危機管理で非常時に備えた訓練や研修の実施、非常時に子どもの行動を指導、緊急時の連絡体制など必要な課題が挙げられている。非常時には、子どもや職員の安否確認を情報共有・連絡ソフトで行うことにしている。災害時における子どもの安全確保の取組は小学校の行動に準じている。児童クラブでは、風水害対策が職員の行動や避難誘導、帰宅困難者となった場合の対応等未整備の点があると判断しており、見直しが必要と考えている。火災や地震による災害等安全を脅かす事態の発生は想定外のことであるが、日常の子どもの安全確保のシミュレーションを欠かすことなく非常時にも対応できるよう、風水害等災害対策計画の整備と避難訓練等の充実が期待される。
・指導記録として子ども一人ひとりの様子や行動等を記録した個人記録を作成し、その記録を見ながら子どもの育成支援を把握している。個人情報保護規定は定めていないが、職員は、一般的な個人情報の保護等を理解している。児童クラブが保有する子どもや保護者に関する記録は個人的な情報であり、その流出は子どもや保護者等に大きな影響を与えることになることから、管理体制や記録の保管方法、情報の取り扱い、保存と廃棄などの規定が必要と思われるので、個人情報保護と情報開示の観点から管理体制の整備が望まれる。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
今回初めて第三者評価を受けたことにより、課題が多く見つかりました。
それをマイナスに捉えるのではなく、今後より良い組織として放課後児童クラブを運営していくための課題とし、スタッフみんなで取り組んで改善していきたいと思います。
子どもたちが自分らしく安心して楽しく過ごせる場として、保護者の皆さんが安心して働き続けられるように、子どもたちの成長を見守っていきたいです。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。