とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 InternationalSocialServiceCultureCenter
■施設・事業所情報
名称 清原中央小子どもの家 種別 放課後児童クラブ
代表者氏名 坂本 由美子 定員(利用人数)
所在地 〒321-3237
宇都宮市道場宿町848番地
TEL 028-667-0244
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 令和6年4月11日(契約日)~ 令和6年9月12日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 1回 ()
■総評
◇特に評価の高い点
清原中央小子どもの家の立地条件から、地震や大雨による災害の可能性が高く土砂災害に関する避難確保計画により災害時の対応体制が決められている。また、福祉サービス提供を続けるための児童福祉施設等における業務継続計画も作成されている。災害時の安否確認は、連絡アプリで行うことで決められており、全ての職員にも周知を図っている。地震を想定した避難訓練を年1回学校などと一緒に実施し、他1回は独自に避難訓練を行っている。
厚生労働省のガイドラインを参考にした市の「教育・保育施設等における食物アレルギー対応マニュアル」を活用し、放課後児童クラブ(子どもの家)利用開始までにアレルギーの有無を確認し、全職員が情報を共有している。食物アレルギーのある子どもの保護者には毎日のおやつリストを確認してもらい提供している。職員は、エピペンの使用方法の確認や、事故防止・事故対応マニュアルで、おやつによる窒息事故や食中毒防止のための安全確認等を徹底している。また、食中毒防止のため、手洗い、机の消毒や安全なおやつであるか確認して提供している。
◇改善を求められる点
苦情解決の仕組みは、ご意見箱を子どもの家入り口の下駄箱に設置し、匿名でも受け付けているが、現在までに受け付けた案件はない。子どもの家では、放課後児童クラブの質の向上に関わる案件があれば、支援員会議で内容を検討して改善を図ることにしている。苦情解決の仕組みについては、子どもや保護者等への周知と理解の促進、苦情担当者の設置等苦情を申し出やすい体制の整備などが期待される。
子どもや保護者等に関する記録の管理は主任支援員が責任者となっている。個人情報保護方針が整備され記録の保管が記載されているが、記録の保存、廃棄、情報の提供が明記されていない。職員は一般的な個人情報保護規程を理解して、放課後児童クラブが保有する子どもや保護者に関する記録の保管に努めている。個人情報保護については、クラブ運営上大変重要なことであり、その流出は大きな影響を与えることになるから、管理体制や記録の保存期間、情報の取り扱い、廃棄、開示請求への対応など適切な規定の整備が望まれる。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
今回、初めて第三者評価を実施したことにより、日頃から感じていた改善点などがまとめられており、改めて課題解決に向けて取り組む必要があると気付くことができました。職員の質の向上のための中長期の育成計画、年間の保育計画、個人情報の取り扱いについてのマニュアルの整備(各種マニュアルの整備)、保護者への基本理念などについての情報の開示など改善すべきところがあります。評価の高いところは継続し、改善を求められる点については一つずつ改善に向けて取り組んでいきたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。