とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 InternationalSocialServiceCultureCenter
■施設・事業所情報
名称 こなかの森 種別 生活介護
代表者氏名 髙嶋 秀行 定員(利用人数) 60人(65人)
所在地 〒327-0001
佐野市小中町1280
TEL 0283-24-5757
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 令和6年7月4日(契約日)~ 令和7年3月6日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 0回 ()
■総評
◇特に評価の高い点
・利用者の基本的人権を尊重し、地域福祉の充実と利用者主体の活動の場として法人理念「共生・地域支援」を掲げ、職員の手引き・行動規範・虐待防止等の研修を実施して利用者のQOLの向上・サービスの質の向上に取り組んでいる。

・感染予防対策に基づき、管理者・看護師・サービス管理責任者を中心に感染症対策に取り組んでおり、日頃より定時消毒や検温・抗原検査等を実施するなど利用者の安全確保のため職員間で徹底した予防対策の体制が図られている。

・虐待防止委員会を設置し、年間計画に沿って活動を定め3ヶ月ごとに職員目標を掲示して朝礼時に職員全員が唱和している。また、研修時には虐待防止指針や身体拘束適正化のための指針について全職員が講義を受け、基礎知識を習得するなど虐待防止に向けての取り組みが周知・徹底されている。
◇改善を求められる点
・職員の質の向上のため研修計画により研修の機会が提供されているが、組織的に職員の体制や確保の問題等により職員一人ひとりの意欲向上や能力活用が十分に活かされていない状況であるため、職員の確保や定着等についての検討や今後の利用者の高齢化・重度化に伴う利用者支援における介護技術等の向上を図る取り組みを期待する。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
 法人の理念「共生と地域支援」を基本軸として、障がいのある方の権利擁護及びサービスの質の向上を重点的に行っていますが、ご指摘のとおり、職員の確保及び定着等の取り組みを行ってはいますが、十分な効果を発揮することができない状況です。人口減社会における魅力ある組織・職場づくりを行ううえで、今回の受審により法人の強み、事業所の強みとその対極にあるものと課題点が整理できたと思います。事業所が職員及び利用者の社会参加及び自己実現の場となるような魅力的な組織づくりを行うことが、安定した利用率と雇用充足と定着に結び付くことを肝に銘じ、自己評価と他者評価を重ねることを忘れないよう精進します。
 今後も事業所の強みと弱みの両者を客観的に理解するために、定期的な受審を受けられるよう、安定的な事業所運営に努めて参りたいと思います。ご指導を賜り感謝申しあげます。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。