■第三者評価機関名
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■施設・事業所情報
名称 |
栃木市大平南第1保育園 |
種別 |
保育所 |
代表者氏名 |
関根 敦子 |
定員(利用人数) |
45(30) |
所在地 |
〒329-4423 栃木市大平町西水代1705-2
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TEL |
0282-43-2704 |
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■第三者評価の受審状況
評価実施期間 |
令和6年5月27日(契約日)~ 令和7年3月10日(評価結果確定日) |
受審回数(前回の受審時期) |
3回 (2019年度) |
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■総評
◇特に評価の高い点 〇小規模園の良さを活かした保育 利用者定員数が45名ほどの当園は、温かいぬくもりが感じられる家庭的な雰囲気に包まれた環境の中、異年齢児と関わる機会も多く、共に時間を過ごしながら相手を思いやる姿も見られ、日々の活動を通して優しい気持ちが芽生えています。各クラスには複数人の保育士が配置されており、一人ひとりに向ける眼差しや思いに寄り添った声掛けは、子どもたちに安心感を与えるとともに、情緒の安定を図っています。老朽化はあるものの、常に清潔に保たれた園舎は、子どもたちにとって落ち着ける生活空間となっています。 また、一人ひとりの子どもの様子について、職員間同士の情報共有や連携がとれており、園全体での受け入れ体制が十分に整っています。
〇自然を取り入れた活動 園庭では様々な植物を栽培しており、生長の様子を観察し、収穫したものは家に持ち帰る他、子ども達の意見を取り入れた絵画製作(収穫した綿を動物に見立てて表現するなど)にも利用しています。園周辺は豊かな自然に囲まれ、散歩へ出掛けては四季折々の季節を感じ取り、様々な経験を積み重ね豊かな感性を育てています。
〇利用者満足の向上と配慮 子どもを尊重した保育について、保育理念に「子ども一人ひとりの人格を尊重し、健やかな成長・発達を図る」と明文化しています。各セルフチェックリストを年2回行うことで、保育を振り返る機会を設け、職員間での共通理解に努めています。 外国出身の保護者には、イラストを入れた文章、アプリ等を利用して解りやすく説明を行い、個別にひらがなで文章を作成するなどの配慮に努めることで、利用者満足の向上に努めています。 |
◇改善を求められる点 〇経営の改善や業務の持効性を高める取組 園内での予算額・収支状況がその情報を必要とする職員に共有されておらず、物品購入等の計画が立てられないなどの不安を抱えていることが窺えます。収支状況等重要な情報の管理・運用を規定(どの職員まで共有するのか等)した上で予算の計画を立て、どの程度の節約が必要なのかを明確にするなど、収支状況を分かりやすくし、計画的な予算管理を行う工夫が望まれます。
〇子どもと地域との交流を広げるための取組 「更生保護女性会」と園の花壇に一緒にチューリップの球根を植える事や、地元小学生の訪問活動の受け入れ等の交流を行っています。また、隣接する子育て支援センターを利用する親子との交流会を行っています。しかし、コロナ禍になり、児童館の子ども祭りの参加や地域の老人ホーム訪問などの交流の機会は減っている様です。今後、以前のように地域との交流を広げるための取組に期待します。
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■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
保護者の方から、保育士とのコミュニケーションによって、保育園に安心して預けられる、小人数の保育園だから子ども一人ひとりに目を配られていると高く評価されたことを嬉しく感じております。 建物の老朽化、日除けがない等、計画的に改修も進みました。今後も安全を確認しながら、子どもたち、保護者の方が安心して過ごせるようにしてまいります。また、職員にも意欲的に保育できる環境を整えるよう改善に力を注ぎ、皆が幸せに過ごせるように心掛けてまいります。
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■第三者評価結果
別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。 |