とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
株式会社 アールピーアイ栃木
■施設・事業所情報
名称 栃木市認定西方なかよしこども園 種別 保育所
代表者氏名 若林 孝幸 利用人数(定員) 91(90ョ140
所在地 〒322-0603
栃木市西方町本郷516番地2
TEL 0282-92-2900
■実地調査日
平成25年9月18日(水)
■総評
◇特に評価の高い点
1.幼保一体による保育・教育に取り組んでいます。
本園は、平成12年に園舎を建設し、幼稚園と保育園が併設する形で開設されました。その後、平成19年には「認定西方なかよしこども園(幼保連携型)」として、立地だけでなく、支援内容も含めて一体化し、「認定こども園」として再スタートした園です。こども園としての取り組みはまだ少なく、試行錯誤を繰り返し、現在に至っています。
これまでの取り組みにより、長時間児が短時間児のよい手本になるなど園児の良好な関係性や、保護者の就労の変化に関わらず園での子どもの生活を支援する体制など、幼保連携による効果が実感されています。
これを踏まえ、園では「認定こども園の可能性:幼保一体における保育の取り組み」を主題とする研究に今年度、取り組んでいます。さらなる可能性に期待が持たれます。

2.元気でのびのび遊び生活する保育・教育が実践されています。
本園の基本目標は「心身ともに健康で元気に遊びいきいきと生活する子どもを育成する」とし、子どもの姿を「明るく元気に遊ぶ子」、「思いやりのある子」、「自ら考え工夫する子」と定めています。
平成12年に建てられた広くて、明るい園舎・園庭の中で、元気にいきいきと遊ぶ子どもの姿を見受けることができました。そこでは、年長児が年下の子どもを思いやり、抱きかかえ、一緒になって遊ぶ姿もありました。職員はこの子どもたちを見守り、時には優しく指導しています。
保護者の理解と協力を得ながら、本園の基本目標である「心身ともに健康で元気に遊びいきいきと生活する子どもを育成する」が実践されていることを実感いたします。

3.園長のリーダーシップのもと、改善に取り組んでいます。
今年度、園長の判断のもと、業務員が1名本園に配置されることとなりました。これまでは職員が貴重な時間を割いて行ってきた活動の一部を業務員が行うことで職員には余裕ができ、保育・教育活動に力を注ぐとともに、園内の環境改善にもつながっています。また、園長が他の園の情報を収集し、改善していこうとする様子も見受けられました。
このような園長の取り組みは職員アンケートの中で、職員の高い評価につながっています。園長は本園に就任してまだ半年であり園長のリーダーシップのもと、今後のさらなる改善への取り組みに期待が持たれます。

◇改善を求められる点
1.利用者意向の吸い上げとフィードバックにさらなる工夫が求められます。
利用者調査(アンケート)において、「食に関する相談や、給食やおやつのレシピ紹介など家庭での食育の実践につながる取り組みをしていますか。」の問いに対する「はい」の回答が38.2%と低い結果となっています。また、知らせて欲しい情報として「園での様子を教えて欲しい」といった意見も多数あげられています。
これらに対して園では、例えば食に関する取り組みとして「給食献立予定表」に新メニュー紹介としてレシピや作り方を紹介していたり、当日の給食サンプルを掲示したりしています。しかしながら、給食サンプルの掲示場所は正面玄関ロビーにあり、保護者が普段は利用しない場所であることから、せっかくの取り組みが保護者にはうまく伝わっていない面があります。
これまで本園では、日々の保護者との対話を基本に、保護者の意向を汲み取ってきましたが、対面ではなかなか伝えにくい意向があることや、園での取り組みが保護者に伝わっていないことなどが、利用者調査を通して明らかになりました。この結果を踏まえ、保護者等の意向の吸い上げと取り組みを伝えるために、これまで以上に工夫した取り組みを行っていくことが必要です。

2.マニュアルの整備など、文書化・明文化への一層の取り組みが望まれます。
緊急時の対応や児童虐待などに関してはマニュアルが整えられています。その中には栃木市全体として作成されたものも見受けられます。マニュアルにもとづき活動する中で、不都合な点等が生じた際には、順次、本園に適したものとして見直していくことが望まれます。
また、保護者等との情報交換と職員間の共有や、指導計画等の作成・共有化など、日常業務の中で着実に取り組んでいますが、一部業務においては文書化することにより情報が確実に伝達され、記録として確認することができるものと思われます。また、指導計画等の作成の体制や見直し時期・方法などについても明文化することで、より確実に必要な対応を行うことができるものと考えます。
日々の活動を踏まえて、より適した・使いやすいマニュアルや、文書化を行うことにより、より確実で効果的な取り組みにつながるものと思われます。

3.プライバシー保護に対する園全体としての取り組みが求められます。
職員一人ひとりは、利用者のプライバシー保護に気をつけた対応を行っており、これまで問題は起きていません。しかしながら、プライバシーに関しては年々重要視されつつあることから、園として確実に実施していく取り組みが必要です。重要資料等の保管・使用等に対する取り決めや、子どもの写真等利用する際の保護者への承諾など、園全体として規定、手順を定め、より慎重に取り扱っていくことが求められます。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
本園は、認定こども園として7年目を迎え、徐々に安定した運営ができるようになってまいりました。この時期に第三者評価を受け、今までの評価と課題を明らかにすることができたことは、本園にとって大変良い機会となりました。今後は、この課題の内容を良く検討して、より良いこども園となるよう努力してまいります。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。