とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
一般社団法人 栃木県社会福祉士会
■施設・事業所情報
名称 ゆたか保育園 種別 保育所
代表者氏名 堀内 敦子 利用人数(定員) 128(120)
所在地 〒325-0066
那須塩原市新緑町92-280
TEL 0287-63-8282
■実地調査日
平成25年12月11日(水)

■総評
◇特に評価の高い点
①子どもの発達に必要な取り組みが行われています。
 異年齢児保育が様々な場面に取り入れられ、年少児は年長児を敬い、年長児は年少児を労る思いやりの心を育てる保育が行われています。健康に関する取り組みとしては、手洗いの徹底や、歯形の模型を使った歯磨き指導が行われています。また、一人ひとりの子どもの様子を見ながらの食事量の調節が行われています。菜園や手作りおやつの回数を増やすなどして、食育にも力を入れています。情緒的な成長を育てる取り組みとしては、園長を中心に絵本などの読み聞かせに力を入れています。支援を必要とする子どもに対しては言葉かけなど工夫する事で、集団の中に入り、みんなとの関わりを楽しめる様にしています。アレルギーの有る子に対しては、医師の診断に基づき、保護者と相談の上、除去食の提供が行われるなどの配慮がなされています。
②保育の質を高めるための取り組みが行われています。
園で良く歌っている歌を歌集にして、職員間で共有化したり、「おさんぽマップ」を作成して、季節に合わせた目的有る散歩が出来るようにしています。子ども達の自主性を高めるため、お道具箱を取り入れ、自己管理が出来るような取り組みも行われています。
職員教育としては、新任の職員には、自分の思いを文章にして主任に提出し、気付きや文章力を高めるような体制を取っています。また、「園内公開保育デイリープログラム」を作成し、公開保育をおこない、職員間で内容を検討する取り組みも行われています。
③保護者とのきめ細やかな連携が図られています。
クラスだよりが定期的に発行され、園での生活や保育の内容が良く判るようになっています。「図書だより」等の様々なお便りも発行され、園長自らも「園長だより」を発行し、園の方針などのメッセージを発信しています。3歳未満児には、連絡帳での細やかなやりとりが行われています。また、3歳以上児に対しても希望があれば、連絡帳での対応をしています。保育参加や個別面談が定期的に行われ、内容がアセスメント表に記載され、保育実践に役立てられています。保護者の保育参加への参加率も高く、保護者の関心の高さも覗われます。アンケートは定期的に実施されており、結果はフィードバックされています。保護者アンケートからも、「明るく、話しやすい」職員との評価があります。
④保育しやすい環境の合理化に向けた取り組みが見られます。
各種指導計画はパソコンで一括管理され、園内であれば何時でも職員が見られるように共有化されています。また、調理室には食洗機が導入され衛生管理や職員の負担軽減に役立っています。保育教材等の物品の購入も、必要なものが必要な時に買えるようなシステムに改善されています。
⑤保育所運営に対する法人としての努力が見られます。
園長は、法人の理事も兼務し、保育所の事業内容と法人の運営方針を基本とした民間の良さを活用できるような取り組みをしています。また、職員の正職員の比率を公立時代より大幅に改善し、リフレッシュ休暇を導入するなど、職員の処遇の改善に努め、職員の質を高め保育内容の充実を図る努力が見られます。法人の社会資源を活用した、夏場の幼稚園バスでの、幼稚園の大きなプールの利用は、子どもや保護者から大変好評を得ています。
◇改善を求められる点
①運営面での職員間の共通理解を求める取り組み
保育実践に関する取り組みは職員間で標準的実施方法が共有化され、統一した取り組みがなされています。運営面での自己評価において、職員間に差異が見られました。今回の第三者評価の結果の分析や施設内研修を通じて、職員一人ひとりが管理運営面にも積極的に関わり、意思統一が図られることに期待します。
②主体的クラス運営と、特長有る保育実践
クラス担任の個性を生かした「クラス便り」の作成や教室の装飾など、保育士の主体性が活かされるような運営や、担任を中心としたクラス懇談、保護者間の交流など、特長有るクラス運営を期待します。また、民営化後、今までの保育実践をベースに、更なる質の向上を目指し努力を重ねてきましたが、次のステップとして、新しいゆたか保育園としての特長有る保育実践に期待します。
③地域の保育ニーズに沿った保育サービスの充実
地域の保育ニーズの多様化に基づき、子育て相談や子育て支援センターの開設など、地域から求められる保育所になっていくことを期待します。
④中長期計画の策定
今年度、中長期計画の一環として建物の耐震工事が実施されています。新しい保育サービスを実施出来るよう、建物のほか、組織体制や設備の整備、職員体制、人材育成を含めた中長期計画の策定を期待します。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
大変ではありましたが、職員全員で取り組んだ事には大きな意味があったと思っています。移管条件で「保育などそのまま引き継ぐ」とありましたので、理念、方針等引き継ぎながらも、『子ども達により良い環境を』、と職員一同、工夫を重ねてきました事を認めていただき、大変嬉しく感じました。改善を求められる点も、具体的に指摘していただいたので、改善に向けて、早速、取り組みを始めました。これからも保護者の皆様の協力をいただきながら、より『安心して預けられる保育園』『こどもたちと職員がいきいきとした保育園』をめざして努力していきたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。