とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

ホーム > 事業所を探す > 検索結果 > 評価結果

福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
一般社団法人 栃木県社会福祉士会
■施設・事業所情報
名称 児童養護施設 泗水学園 種別 児童養護施設
代表者氏名 谷 たま江 利用人数(定員) 50
所在地 〒326-0004
足利市樺崎町543
TEL 0284-43-0864
■実地調査日
平成25年12月9日(月)、平成26年 1月15日(水)
■総評
◇特に評価の高い点
①子ども一人ひとりに合った進学や進路支援が積極的に行われています。
 子どもと進学や進路について繰り返し話し合いが行われ、現在では高校への進学率は100%となっています。希望する子どもに対しては学習塾に通える支援も行っています。在学中では、中途退学をしないよう学校との連携により丁寧な進路指導をしています。支援を必要とする子どもは特別支援学校に通うことで、一人ひとりの子どもに合った必要な教育が受けられています。
②子どもの理解を深め適切な関わり方を実践する取り組みがされています。
 職員は外部研修や職場内研修を年間計画に基づいて受講しています。学校や児童相談所、健康福祉センターなど関係機関との連携をしながら情報共有が図られています。子どもの家族背景や特性の多様化からペアレントトレーニングなど特性に合わせた対応や権利擁護などの知識や技術を学びながら子ども一人ひとりに向き合えるよう努めています。心理的ケアの必要な子どもに対しては心理士が個別や小集団でのケアを実施しています。
③子どもの自治組織「やまなみ会」を実施して、子どもの自主性を尊重した取り組  
 みをしています。
 主に中高生が中心となって会長や副会長、書記、ユニット代表が決められ、行事である納涼祭などのほか、プレイルームの使用方法など日常の生活で必要な内容も検討されています。職員も一緒に参加をする事で話し合いや計画が円滑に行えるようにしています。
④子どもが通う学校との連携を大切にしています。
 職員は子どもが通う学校のPTA活動に参加をしたり、担任との話し合いを積極的に行い、学校生活が充実するよう努めています。また、課題なども共有しながら日々の中で適切に対応ができるようにしています。
⑤平成25年に運営理念と基本方針の見直しを行いました。
 基本方針は養育方針が中心となっています。全職員が「子ども達が施設で育ったことを誇りに思えるような養育」を念頭に支援が行われています。
◇改善を求められる点
①親子訓練室の活用
 家族支援の取り組みは児童相談所の指導を受けて、家庭支援専門員と園長、各担当職員を中心として関係改善や調整にあたっています。また、外出や外泊の際は職員が面談した上で送り出しています。家族に対して、学校行事や施設で行われる行事の参加を呼びかけをして回答の確認も行い、家族とのつながりを大切にしようという努力をしています。施設には親子宿泊の設備がありますが利用が少ないのが現状です。いつでも利用できる状態ではあります。他の利用としては自立を控えた高校3年生等の自立訓練の場として利用しています。家族関係の再構築の為にも活用できる取り組みを期待します。
②施設が有する機能を地域へ開放や提供する取り組み
 関係機関や団体、民生委員、児童委員等との連携や会議が行われ具体的に福祉ニーズの把握をしています。今後、育児に関する研修会や地域住民の生活に役立つ講演会等の企画や開催ができることを期待します。
③ボランティア受け入れ体制の整備
 希望時にボランティアを受け入れる体制となっています。子ども一人ひとりに合ったきめ細かい支援が実践できるよう、様々な形でのボランティアの活用や基本姿勢について明文化していくことを期待します。
④中長期計画の策定
 足利市から足利市社会福祉協議会が指定管理者制度により管理委託を受けています。中長期の目標として、定員数の削減や小規模養護施設化、小規模ケアが検討されています。今までの事業内容を総括した上で具体的な計画が検討されることを期待します。 
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
平成20年10月に新築移転し、ユニット体制となり、初めて受審しました。職員個人の自己評価後、ユニットごとの評価を実施することで、業務等についての理解や共通意識が深められたように思います。今後の課題が明確になり、職員個々の取組と、グループ・職員集団としての取組により、より高い処遇スキルを求め一層の努力を行いたいと思います。
 中長期計画については、設置者である市と協議を重ね、入所児童の最善の利益を勘案した計画を検討・策定して行きたい。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。