とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
一般社団法人 栃木県社会福祉士会
■施設・事業所情報
名称 栃木市いわふね保育園 種別 保育所
代表者氏名 真下 勝江 利用人数(定員) 117(130)
所在地 〒329-4307
栃木市岩舟町静5133-1
TEL 0282-55-7900
■実地調査日
平成26年10月20日(月)
■総評
◇特に評価の高い点
①新築された建物は、保育面や安全面での様々な改善がなされています。
 木のぬくもりをふんだんに取り入れた建物は、暖かみが感じられます。 遊戯室は、体育館のように広く、発表会や保護者会にも使える多目的 ホールになっています。乳幼児室は床暖房になっており、屋根にはソー ラパネルが設置されています。扉の腰の部分は、強化プラスチックがは め込まれ、ぶつかっても割れないような配慮や指を挟んでも痛くないよ うに角にはクッションが設置されています。同じ建物内に子育て支援セ ンターが併設されており、2階には、職員のための会議室、休憩室、シャワー室などが設置されています。

②子ども達が安心、安全に保育できるための様々な取り組みがなされてい ます。
 年齢別の安全チェックリストがあり、担任により毎日安全チェックがな されています。ヒヤリハット集は、単なるチェックリストでなく、具体 的な事例が記載されており、それを基に検証が行われ文章化されていま す。アレルギー食については、保護者や医師と連携し、アレルギー食用 の献立表や成分チェック表が作られ、配食にも、園長と担任のダブル  チェックが行われ、トレイの色を区別するなどの配慮がなされています。乳幼児に対しては、午睡時、寝返りの向きを矢印で記載するチェッ クリストを使用しています。感染症対策として、マニュアルが整備され ています。前年度の発生件数などを職員室に掲示し、参考にしています。正職員の保健師が配置され、感染症だけでなく、健康相談や発達相 談などを行い、保護者や職員にとって心強い存在になっています。

③園長をリーダーとして、保育の質を高める取り組みがなされています。
 リズム運動を保育に取り入れています。自分で靴を履けるまで待ったり、年長児は午睡のシーツは、自分で掛けるように、やれることは自分 でやることに心掛け、子ども達の自主性や主体性を考慮した「待つ保育」が行われています。保育園の規模が大きくなったことで、子ども間で、他クラスの子の名前が分からないなど弊害も出ていることから、異年齢児交流を保育に取り入れクラス間の交流を図っていくことも検討しています。園長は今年度異動してきたばかりですが、職員と協力しリーダーシップを発揮し改善に取り組んでいます。
◇改善を求められる点
①職員間の共通理解や情報の共有化を計るための取り組みに期待します。
 3つの保育所が合併し、保育所規模が大きくなったことや常勤、非常  勤、早出、遅出、短時間勤務など多様な職種や勤務態勢の中で、職員会 議や研修会に全職員が一同に集まることが困難になっています。会議録 や申し送りで共通理解を図る努力はしていますが十分ではありません。 会議の時間帯や回数、リーダー会議の設置など、組織的な取り組みの中 で、なるべく多くの職員が参加して共有化が図られるような会議の在り 方に期待します。また園長と職員との個別面談や、ケース会議や内部研 修会を開催し、同じテーマによる話し合いを持つことで、意思の疎通や 意見交換が行われる機会がより多く持てることに期待します。
 
②いわふね保育園として特徴有る保育実践に期待します。
 日常的な保育活動においては、保育所保育指針に基づいた質の高い保育 実践が行われ、標準的な実施方法が確立しています。時間外保育、一時 預かりや病児保育など利用者ニーズに応えていくような特徴有る保育  や、保育内容においても、食育やスポーツ、情操面での「いわふね保育 園」の目玉となるような保育実践が行われることに期待します。
 
③保育所の社会資源を活用した地域に向けた活動に期待します。
 広い遊戯室や、2階の会議室などの保育所の持つ機能を地域に還元する 活動や、子育て支援センターが併設されているというメリットを活か  し、保育所の持つ保育実践の経験を支援センターの相談業務にも生かせ るような連携や、保育所独自の相談窓口の開設や地域社会へ向けての子 育て講座の開催など、地域に開かれた保育所運営に期待します。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
3つの保育園が統廃合されて3年目、しかも、4月から栃木市との合併ということで、職員一同試行錯誤しながらの保育でしたが、第三者評価を受けることで、保育園全体を振り返ることが出来ました。改善しなければならない事や課題を真摯に受け止め、保育園全体の資質の向上と地域に根ざした保育を目指して、これからさらに取り組んでいきたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。