とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 アスク
■施設・事業所情報
名称 栃木市認定西方なかよしこども園 種別 保育所
代表者氏名 中田 榮子 利用人数(定員) 126(160)
所在地 〒322-0603
栃木県栃木市西方町本郷516番地2
TEL 0282-92-2900
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 平成28年6月16日(契約日)~ 平成29年1月27日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 2回 (平成25年度)
■総評
◇特に評価の高い点
○子どもが主体的に活動できる保育の展開
  職員は、子どもが自らしてみようとする気持ちをしっかりと受け止めるように努めている。子どもの発達や興味に合わせて玩具や材料が準備され、遊びが継続して展開できるスペースが確保されている。子ども達は自発的に遊びを選んで自分の思うように遊んでいて、満足感や達成感を得られるような環境となっている。また、子ども同士が協同で活動する時間や異年齢児と関わる機会も設定され、子どもの生活と遊びが豊かに展開されている。

○子どもが心地よく過ごすことができる環境の整備
  広い園庭は常に点検が行われ、木々や草花の手入れを含み整備されていて、子どもの状況により園庭を分けて、ゆったりと安全に遊ぶことが出来るよう配慮されている。乳児組は衛生面・安全面に配慮し清潔な環境が整えられており、排泄や着脱等を行いやすいよう工夫がされている。幼児組では図書コーナーやランチコーナーが年齢ごとに設置され、決められた時間で片づけることなく遊びを継続できるスペースもあり、長時間保育の幼児用午睡室も別室として確保されている。子ども一人ひとりが落ち着いて遊び、くつろげる場所が配慮されている。

○保護者からの苦情・意見・相談等に対する迅速かつ適切な対応
 「なかよしこども園における苦情解決に関する規程」及び「相談(意見)対応マニュアル」が作成されている。苦情や意見等について部会議や職員会議で話し合い、検討結果を出来るだけその後の運営や保育に反映するようにしていて、結果を速やかにその保護者に報告するとともに、場合によっては保護者全員にも伝えている。また、その間の経過や結果を記録し職員間で共有化を図るなど、規程・マニュアルに則って迅速かつ適切な対応を行っている。

◇改善を求められる点
○保育の標準的な実施方法の明文化と見直しの仕組みの確立
  こども園運営規程や指導計画等に保育手順や留意事項は一部作成されているが、幼保連携型こども園としての特性を考慮した、保育の方法・保育教諭の関わり・留意事項を示した標準的な実施方法は作成されていない。今後、職員が共通の認識を持って保育をする上で基本となる園としての標準的な実施方法の文書化を図り、文書化した後も、子どもが必要とする保育内容の変化や環境の変化等を踏まえた定期的な見直しを行う仕組みを構築することが望まれる。

○保育の質の向上に向けて評価結果活用の体制づくりと各種業務分担の明文化
年2回、職員全員で「自己評価チェックリスト」による評価を行い、その結果を職員で話し合い改善に向けての取り組みを行っている。しかしながら、その自己評価が職員間での学びあい、園全体の保育の改善や専門性の向上に結び付ける仕組みが明確になっていない。また、平成25年には第三者評価を受審しているが、その結果を踏まえて課題を文書化し、改善計画策定・改善策の実施・進捗管理も含めて改善に向け計画的に取り組む体制とはなっていない。自己評価も含めて、評価結果を十分に活用するためにも、例えば委員会を設置するなどして、組織的にPDCAサイクルにもとづき改善を推進することが必要である。あわせて、改善活動なども含めて各種業務の分担を明文化した職務分担表の作成が望まれる。

○保護者に対する運営や保育内容の情報提供及び連携の取り組み
毎月の園だよりと年3回の学年だよりは発行しているが、クラスでの保育内容や子どもの様子を伝える「クラスだより」が発行されておらず、3歳以上児については個別の子どもの様子を伝えるなどの情報発信が行われていない。また、保護者全員を対象とした個別面談や保育参加等の機会が設けられておらず、アンケート結果には「子どもの様子を知りたい。保育状況が分らない。」との意見や要望が数多くあるので、今後保護者に対して運営や保育内容・子どもの様子等の適切な情報提供を図るとともに、それに基づく保護者との連携について取り組みを強化することが望まれる。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
今回の受審により明らかになった課題を真摯に受け止め、幼保連携型の認定こども園として、さらなる質の向上を目指していきたいと思います。特に、園からの情報発信は重要な役割のひとつであることを意識し、地域や保護者に向けての情報提供を工夫しながら、よりよい連携が図れるよう努めていきたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。