とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 アスク
■施設・事業所情報
名称 江曽島保育園 種別 保育所
代表者氏名 馬場 伊智子 利用人数(定員) 114(100)
所在地 〒321-0102
栃木県宇都宮市江曽島町1164-3
TEL 028-645-3237
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 平成29年4月7日(契約日)~ 平成29年9月14日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 1回 (今回が初回)
■総評
◇特に評価の高い点
① 絵本を通して育む豊かな心
絵本を通して想像力ややさしさ、思いやりの気持ちなど、豊かな心を育むための取り組みを実践している。保育園全体で絵本に関する研鑽を積み重ね、保育の中で読み聞かせを積極的に取り入れたり、毎月のクラスだよりに“絵本に関するコーナー”を設け年齢にふさわしい絵本を紹介したり、絵本の貸し出しを実施するなど、乳幼児期から絵本に親しめる環境を整えている。年4回「子育てと絵本」だよりを発行し、家庭でも絵本の読み聞かせをすることにより、親子の愛着関係が深まり、豊かな心が育まれるよう働きかけている。

② 利用者満足の向上に向けた保護者からの意見集約、改善の取り組み
保護者アンケートは、入園時、行事毎、年度末に実施され、それぞれを収集・分析することにより、利用者満足の向上に努めている。玄関に意見箱を設置し、保護者から出された意見についてはリーダー会議等で検討し、改善策・対応方法について職員に周知した上で、後日園長名で回答を掲示する仕組みが整備されている。細かい意見にも丁寧に対応を行い、保護者との信頼関係づくりに努めている。

③ 保育の標準的実施方法の文書化
子どもの発達に沿って行われる保育士の関わり方や配慮事項、衛生管理等に関するマニュアル、おたより帳の書き方・お帰りの会の持ち方・朝の健康チェック等、様々な保育場面についての標準的な実施方法が文書化されている。実施方法は「クラスマニュアル」「個人別マニュアル」冊子として配付されている。職員は共通の認識を持って保育に当たっており、経験豊富な保育士が多いため、臨機応変な対応も行うことができている。
◇改善を求められる点
① 中長期計画に基づく事業計画書の書式整備
中・長期的な計画としては、理念を継承し保育体制を整備していくことが課題ととらえ、人材育成やキャリアパスの整備、第三者評価の受審等の取り組みを計画し、実施してきている。今後は、中・長期的な目標(ビジョン)の実現に向けた組織体制や施設整備、人材育成等に関する具体的な計画を策定し、組織的に共有することが望まれる。また、施設全体の経営課題を踏まえた目標や重点課題を列挙し、年度保育方針の内容を加えるなど、事業計画書の書式を整備し、内容の充実化を図ることが期待される。

② 保育園が有する機能の地域還元
 地域の子育て家庭から子育てに関する悩みの相談の電話を受けたり、月2回実施している見学会において子育ての相談に応じたりしている。また、地域で孤立しがちな子育て家庭への支援により一層力を入れていく方針とのことである。今後は、子育て家庭に対する相談援助の積極的な広報活動および専門性を発揮した保育情報の発信などを行い、地域における子育て支援の拠点として、その機能を強化することが期待される。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
数年前より第三者評価の受審をするつもりで研修会にも積極的に参加致しましたが、日々の仕事量の多さに圧倒され年々見送られてきました。
 しかしながら今年こそはと決心した次第です。理由は・・・今年度より社会福祉法人制度が大きく変わり、保育所保育指針も10年ぶりに改定され来年度より施行になります。保育園も大きな転換期を迎えて、今年度の受審は大きな一歩を踏み出す良い機会になるのでは、と協力体制を整え取り組んでまいりました。
 保育所保育指針をもとに法人の理念や基本方針が全職員に理解された上で、日々の保育が実践されているかどうかの振り返りができたことは、とても意義のあることでした。何よりも園全体の課題が明確化されたことは、大きな収穫であり財産となりました。
 今回の評価を無駄にしないように長期ビジョンの在り方・地域の子育ての拠点としての役割など改善点に取り組み、福祉サービスの向上につなげていきたいと思います。
 利用者や職員のアンケート集計・記録や書類の確認・保育観察・現場へのヒヤリング・結果についての十分な話し合いなど、3名それぞれの専門分野の調査者が丁寧に時間を取って下さり、厳しくも客観的な立場からの評価をいただけたものと確信致しております。

■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。