■第三者評価機関名
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■施設・事業所情報
名称 |
ゆたか保育園 |
種別 |
保育所 |
代表者氏名 |
堀内 敦子 |
利用人数(定員) |
122 |
所在地 |
〒325-0066 栃木県那須塩原市新緑町92-280
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TEL |
0287-63-8282 |
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■第三者評価の受審状況
評価実施期間 |
平成29年9月7日(契約日)~ 平成30年3月31日(評価結果確定日) |
受審回数(前回の受審時期) |
3回 (平成25年) |
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■総評
◇特に評価の高い点 保育の質の向上に意欲をもち、その取組に管理職の指導力を発揮している。 園長は、職員の自己評価や日誌に対して一つひとつ丁寧にコメントを書いて、職員の成長を期待しています。子どもの感性を育てるために、園長が各クラスの保育室で絵本の読み聞かせを行っています。職員への基本的な指導は、子どもの発達によって支援が変わることを、職員自身に考えさせながら指導しています。
絵本を通して子どもの感性を育てる取組み 園では絵本の読み聞かせや紙芝居を積極的に取り入れることで、子どもが人の話に耳を傾けられる子になり、文字への関心をもってもらえるように取り組んでいます。また、「絵本の読み聞かせ」は講師を園に招き、多くの職員が参加できるよう組織的に取り組んでいます。
子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 年度はじめの保護者会総会で、「ほいくえんのしおり」を使用して保育の内容や意図について説明しています。本年度から保護者が保育士体験する取り組みを実施しています。1日保育士体験では、希望する保護者は絵本の読み聞かせの体験ができます。絵本の選び方、読み聞かせの方法等も園長が一緒に行い、当日に臨んでいます。体操、主活動の他に給食も一緒に食べて過ごします。昼寝前の1人ひとりのスキンシップでは「幸せな気持ちになった」「かわいかった」と保護者からの声が多くあり、また、園の様子が分かると大変好評で継続してほしいという意見が多く寄せられています。
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◇改善を求められる点 第三者評価への組織的な取組み 第三者評価を継続的に受審して、今回で3回目の受審となります。共通項目の評価の取組みは、職員が戸惑いながら自己評価していた様子が伺われます。今後は職種や勤務形態に関係なく、保育園への理解が深まるような働きかけを期待します。
地域の福祉ニーズに基づいた活動 年に1回、地域の高齢者の「生きがいサロン」の活動が行われています。樽太鼓の演奏をしたり、ふれあい遊びをして子どもも高齢者も楽しんで参加しています。核家族により子どもが高齢者と接する機会が減ってきていますので、子どもにも高齢者にも大変好評な企画です。今後は、地域の福祉ニーズを聞く機会を設け、園で出来ることを職員全体で考え、地域に貢献できる取組みを期待します。
中・長期計画を踏まえた単年度の計画 中期は3年から5年を目安にした計画と長期は5年から10年を目安にした計画が明文化されています。どちらも園舎建て替えに向けての計画が中心に立てられていますが、単年度計画にある①子どもの発達②保護者③地域との交流④職員の研修と連動した中長期計画の作成を期待します。また、園長と主任以外の職員への中長期計画の周知も期待します。
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■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
前回の受審の時にも思いましたが、「これで満点」という事はなく、「ああ、そうだったんだ」とか「今度はここをこうしていこう」「ああしたらいいかもしれない」など、たくさんの気づきをいただくのが第三者評価なのだなあ、と改めて思いました。ひとつひとつ、細かくやりとりをしてくださった評価委員の方達にも感謝しています。いろいろな働き方の職員がいる中でみんなの思いを同じにする事は難しいですが、「同じ方向を向いて」一緒に進んでいく事はできると思います。目も耳も大きく働かせて、よりよい保育ができるよう、また、よりよい職場となるよう、いっそう努力したいと思います。協力いただいた保護者の皆様にも感謝です。ありがとうございました。 |
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■第三者評価結果
別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。 |