とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
一般社団法人 栃木県社会福祉士会
■施設・事業所情報
名称 那須塩原市たかはやし保育園 種別 保育所
代表者氏名 三嶋 香織 定員(利用人数) 84(90)
所在地 〒325-0108
那須塩原市箭坪353-14
TEL 0287-68-0025
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 平成30年8月20日(契約日)~ 平成31年2月28日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 2回 (平成26年度)
■総評
◇特に評価の高い点
・地域との関係性 
  定期的な交流として、世代間交流会や老人施設の訪問などを実施しています。老人施設の訪問は、年1回から2回へと訪問回数を増やしています。また、中学校の「マイチャレンジ」や「ふれあい体験」では、学生が園に来て園児との交流が行われています。公民館には園児の作品が展示されています。毎週水曜日と金曜日には子育てサロンを開催し、「子育ての相談」や子どもが遊べる「にこにこ広場」を設置して地域との交流の場を提供しています。
・働きやすい職場 
  職員の質の向上に意欲を持てる取組みとして、園児の誕生会や行事の際に、職員の得意分野を披露する機会の場が設けられています。正規職員の産前産後休業や育児休業が取得しやすい環境です。また、休業後には当園に復帰して働いています。
・支援を要する子どもへの支援体制と他機関連携 
市の「発達支援システム」が十分に機能しています。支援が必要な子どもの早期発見や早期対応を図るための多機関連携のもと、相談、評価・診断から、具体的な支援方法、保護者の子育て支援、小学校への引き継ぎまでが円滑に行われています。場合により保育士が専門機関に同行して支援方法を学び、園で実践しています。保護者と専門機関と協力関係を構築し、園内でも情報共有、支援方法の統一を図っています。支援計画は状況に応じて見直しています。就学時には、発達支援リレーシートによって小学校に引き継ぎが行われています。

◇改善を求められる点
・中長期計画の意識化 
  那須塩原市の中・長期的なビジョンは「子ども・子育て支援事業計画5年(子ども・子育て未来プラン)」とアクションプログラムを策定していますが、職員への周知が十分とは言えません。今後は会議などで周知する取組みを期待します。
・プライバシーに配慮した園児の共同トイレ空間 
  乳児の共同トイレが廊下から見えてしまうため、プライバシーに配慮した園児の共同トイレの空間の見直しを期待します。
・臨時職員の研修の充実 
  正職員の研修は年間計画に基づいて実行されていますが、臨時職員に対しても研修の機会を増やす取組みを期待します。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
今回4年ぶりに第三者評価を受け、職員間でのさらなる共通理解の確認をし、保育の振り返りをすることができました。評価の高い点は、そのまま継続を心掛けていきたいと思います。改善点は、今後の課題として職員で見直しをして、福祉サービスの質の向上につながるよう取り組みたいと思います。職員に対して、那須塩原市の中・長期的なビジョン「子ども・子育て支援事業計画5年(子ども・子育て未来プラン)」の周知を心掛け、保護者に対しては、保育園の保育理念と保育の方針・保育目標を分かりやすく説明し、周知していきます。
保育園の特色である「地域との交流活動」をさらに深め、子ども達の社会体験の機会を増やして、利用者本位の福祉サービスの向上を目指していきたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。