■第三者評価機関名 
		                 | 
		            
		            
		              ■施設・事業所情報 
		                
		                  
		                    | 名称 | 
		                    那須塩原市たかはやし保育園 | 
		                    種別 | 
		                    保育所 | 
		                   
		                  
		                    | 代表者氏名 | 
		                    萩原 京子 | 
		                    定員(利用人数) | 
		                    90人(62) | 
		                   
		                  
		                    | 所在地 | 
		                    〒325-0108 栃木県那須塩原市箭坪353-14
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		                    TEL | 
		                    0287-68-0025 | 
		                   
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		              ■第三者評価の受審状況 
		                
		                  
		                    | 評価実施期間 | 
		                    令和5年5月30日(契約日)~ 令和6年1月15日(評価結果確定日) | 
		                   
		                  
		                    | 受審回数(前回の受審時期) | 
		                    3回 (2018年度) | 
		                   
		                  | 
		            
		            
		              ■総評 
		                
		                  
		                    ◇特に評価の高い点 ○保護者が安心して子育てできる支援と相談対応  園のアクションプログラムの目標のひとつに「保護者と信頼関係を深め、保護者支援を行う」を掲げている。子育ての負担や不安、孤立感を感じ、ストレスを抱えている保護者の良きアドバイザーになり、信頼関係を築いていくことが大切であると記している。そのために、園だより・クラスだより等で保育方針や保育の実施内容を知らせて保護者と情報を共有し、保育参観・保育参加や面談を通して子どもの発達の姿を伝えている。  保護者からの相談には随時対応しており、保護者アンケートには園の相談対応が良いとの回答が多数寄せられている。相談内容には、育児の悩みのほか、子育て以外の様々な困り事も含まれ、園長をはじめ保育士が保護者の訴えに粘り強く対応している。個人面談では、子どもの良いところや園での様子を伝えて適切なアドバイスをし、年長児の場合は、就学に向けての心配事などを聴き取るようにして、保護者を励ます様子も窺える。相談の内容によっては、市の担当部署や専門機関を紹介するなどの対応を取って、保護者の子育てを支援し、家庭生活を支えている。
  ○保育園全体で取り組む子どもを尊重した保育  保育の「全体的な計画」や各指導計画、保育の標準的実施方法に子どもを尊重した保育を掲げ、年度初めに保育に携わる姿勢を確認して取り組んでいる。一人ひとりの子どもを受容するため、保育士は子どもの発達過程や家庭環境を十分把握した上で、子どもの欲求や内面を理解し、子どもの状況について共通理解を図りつつ、援助方法や配慮の仕方を検討し協力して保育を行っている。  今年度は、全国で報道された保育士による園児に対する不適切な関わりや虐待事例について職員会議で話し合い、また、外部研修の「健やかな育ち~保育の質の向上」からヒントを得て作成した「チェックシート」を用いて日頃の保育を振り返り、どうすれば不適切な保育を無くせるかについて反省をする機会を設けた。保護者アンケートには、「子ども一人ひとりをよく見ていてくれる」などの言葉が多く寄せられていることからも、子どもを尊重した保育が浸透していることが窺える。
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		                    ◇改善を求められる点 〇保育園の評価・見直しを次年度へ繋ぐための仕組みの再構築  年度末には、クラス保育の評価・アクションプログラムの評価・個々の保育士の評価・職務担当の評価を行い、行事や避難訓練等の各種計画は実施時に評価・見直しを行っている。しかし評価・見直しの結果が保育園全体として整理されておらず、課題を明確にして全体に周知する取組が不十分である。保育園の特色を生かした保育や保護者に対する支援を行えるよう、年度の評価・見直しにおいて出てきた課題を検討し、次年度の計画の作成に反映できるよう、保育園全体の評価の仕組みを再構築することを期待する。
  ○職員間の情報共有・共通理解を深めるための取組  園では円滑な園運営や保育の質の向上に向けた取組を行う上で、「職員間の情報共有や共通理解が十分にはできていない」ことを課題と考えている。子どもや保護者にとって快適な保育環境を実現するためには、職員間の連携と協力体制が必要である。勤務形態が複雑化している状況で、職員一人ひとりが連携して子どもと保護者を支えるためには、確実な共有方法を構築しなければならない。  前回の第三者評価での改善を要する事項として、非常勤職員の研修機会の増加による参加率向上が取り上げられているが、現状では進展はなく継続課題となっている。勤務ローテーションの困難さがあり、移動時間の問題などで園外研修の参加率が低いことはやむを得ない面もあるが、園内研修に関しては、新システムの導入による業務の効率化や研修の時間帯や研修時間の細分化など工夫を凝らすことによっては参加率の向上が期待できる。  また、組織の活性化と全体のレベルアップのためにも常勤職員の研修スキルを上げるだけでなく、一人でも多くの職員に人材育成における職場研修の重要性を認識してもらうための啓発と周知にも期待をかけたい。
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		              ■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント 
		                
		                  
		                     第三者評価を受審するにあたり、「気づき」「改善」「共有」をモットーに取り組んできました。受審することで、自分たちが気づかない点や改善点、アンケートを通して、保護者、職員の思いや認識の違いもわかり、今後の課題が見えてきました。  今回の結果を踏まえ、今まで以上に保護者との信頼関係を深め、地域の方に支えていただきながら、信頼される保育園を目指していきたいと思います。また、円滑な園の運営、質の向上を目標とし、確実な共有方法を考え、職員間の情報共有や共通理解が十分図れるようにしたいと思います。訪問の際には、私たちの思いをよく聞いていただき、的確な指導やアドバイスをいただきありがとうございました。
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		              ■第三者評価結果  
		                  
		                別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。		               |