とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
一般社団法人 栃木県社会福祉士会
■施設・事業所情報
名称 カーサ・エスペランサ 種別 短期入所
代表者氏名 齋藤 靖  定員(利用人数) 36人(36人)
所在地 〒328-0113
栃木市都賀町合戦場599-6
TEL 0282-25-6565
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 令和6年3月1日(契約日)~ 令和6年9月30日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 2回 (2021年度)
■総評
◇特に評価の高い点
〇利用者の心身の状態に応じたコミュニケーション方法で相談を受けています
 職員は日頃から、利用者から相談を受けて対応しています。職員は担当制ですが、利用者の担当以外の職員や施設長も話を聞いています。時間はかかっても、文字に表して説明したり、繰り返し説明したりしてコミュニケーションを図っています。言葉で意思の表出が難しい利用者については、身振り手振りや行動から、何を求めているか思いを汲み取っています。相談の内容は、口頭や引継ぎノートで情報共有され支援に反映されています。

〇医療的な支援が適切な手順と安全管理体制のもとに提供されています
 定期通院では、看護師が診察に同席し医師から指示を受けたり、利用者の心身の状況を共有しています。服薬管理は看護師が行い、職員に指示を出して与薬しています。薬の形状は利用者の状態に合わせて服薬しています。また、誤薬防止として、職員同士のチェック後に利用者の名前を呼んで再びチェックしています。
◇改善を求められる点
〇事業経営をとりまく環境と経営状況を把握・分析し、年度ごとの事業計画が作成されることを期待します
 法人の財務に関しては、会計事務所による管理、コスト分析に関しては経営コンサルタント会社に委託しています。法人内では管理者会議が月に1度開催され、各施設長に対し経営状況の報告や余剰支出の削減について説明があります。現在、各施設の単年度事業計画が作成されておりませんので、今後は施設長を中心に経営状況を把握した施設独自の単年度事業計画が作成されることを期待します。

〇災害時における利用者の安全確保のための取組が組織的に行われることを期待します
 防火管理者に係る消防計画が作成されています。また、年1回消防用設備等の点検が行われています。災害用の備蓄は数日分を用意していますが、賞味期限の管理が不十分です。施設内の消火器の設置箇所ですが、適正でない箇所がありますので検討するよう期待します。年2回の総合避難訓練では、利用者を含めて20~30名で行っています。訓練は日中の火災を想定した訓練のみとなっておりますので、今後は火災以外の訓練や夜間を想定した訓練が行われることを期待します。

〇提供する福祉サービスについて標準的な実施方法が文書化され福祉サービスが提供されることを期待します
 標準的な実施方法が文書化されておりません。今後は各場面での支援マニュアルが整備されることを期待します。作成後は定期的な見直しが行われることも期待します。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
 評価の高い点は、引き続き伸ばしていくようにして、改善を求められている点は、順次改善できるようにしていきたいです。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。