とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
一般社団法人 栃木県社会福祉士会
■施設・事業所情報
名称 宝木保育園 種別 保育所
代表者氏名 小室 悦子 定員(利用人数) 154
所在地 〒320-0072
宇都宮市若草2丁目3番31号
TEL 028-622-1233
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 令和6年5月13日(契約日)~ 令和6年12月31日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 1回 (2015年度)
■総評
◇特に評価の高い点
○園長は子どもの主体性を育む保育を目指すにはどうすればよいかを考え、職員や保護者の協力のもと実行しています
 園長の役割と責任は、事務分担表に示されています。園長不在時には係長が代行することも事務分担表で示されています。園長は子どもの主体性を育む保育を目指すにはどうすればよいかを考え、職員や保護者の協力のもと実行しています。

○子どもの主体性を尊重することや、子どもの育ちを支えるための保育の実施について、職員や保護者との理解を図りながら取組みを行っています
 職員会議で毎回全国保育士会の倫理綱領が確認され、利用者を尊重する姿勢が明確化・意識化されています。子どもの主体性を尊重することや、子どもの育ちを支えるために、行事の見直しを図っています。保護者へも丁寧に説明しながら、親子レクリエーションなどの新しい行事を通し、子どもの主体的な姿が確認され、職員からも楽しいという声があがっています。

○保育士が自身の保育実践の振返りを行い、園全体の保育の質の向上につなげる仕組みが整えられています
 年1回、保育士は園独自の自己評価チェック表を用いて保育実践の自己評価を行っています。自分での気づきを促すため、評価結果は自己集計としています。その際、自分の強みや弱み、今後力を入れて取組む内容については園長や係長へ報告しています。自己評価報告をもとに保育士が学びたい内容などを把握して、園全体の研修計画に反映しています。また自己評価報告をもとにしてクラスの保育士で話し合い、クラスの課題は主任が把握して、園長へ報告しています。園の強みや弱みを把握し、チーム全体の力を高めていく仕組みが整っています。
◇改善を求められる点
○人事考課制度の仕組みを職員が理解できるような取組みを期待します
 法人のキャリアパス規程や運用に関する要綱が整備されています。正規・非正規職員問わず、人事考課は全職員に対して行われています。令和3年度から人事管理制度の運用が開始されていますが、人事考課制度について職員の理解は十分とは言えません。今後は職員に対して、人事考課制度に関する丁寧な説明が求められます。

○子どもの探索活動が十分に行えるような環境が整備されることを期待します。
 園では、子どもの主体性を育むための保育を実現するにあたり、年齢に応じた子どもの自発性を発揮できる園庭や保育室の作りを工夫したいと考えています。今後は、子どもがゆったりと過ごしたり、活発な遊びを自主的に行えるような環境の整備が行われることを期待します。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
 宝木保育園では、平成30年4月1日に改正された保育所保育指針に基づき、保育の内容に関する基本的事項を確認しながら、一人ひとりの子どもを主体として尊重するとともに、その最善の利益を考慮し、保育内容の見直しを随時行っていますが、第三者評価の受審により、私たちだけでは気付けない課題が明らかになりました。速やかにこれらの改善に取り組み、保育の質の向上に繋げたいと考えております。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。