とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
一般社団法人 栃木県社会福祉士会
■施設・事業所情報
名称 栃木市いわふね保育園 種別 保育所
代表者氏名 寺﨑 真由美 定員(利用人数) 81(105)
所在地 〒329-4307
栃木市岩舟町静5133-1
TEL 0282-55-7900
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 令和6年5月22日(契約日)~ 令和7年2月28日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 3回 (2020年度)
■総評
◇特に評価の高い点
<園長は経営の改善や業務の実効性を高める取組に指導力を発揮しています>
 園長は職員が働きやすいように、期末面接で聞き取りをしてから、クラス担任を配置しています。園長は職員が有給休暇を取りやすくしたり、時間外勤務状況を把握して時間内で勤務できるように取組んでいます。保護者への情報の伝達は、メールを活用して業務の効率化を図っております。

<災害時における子どもの安全確保のための取組みを組織的に行っています>
 市の防災計画を踏まえながら、園での避難消火訓練年間計画が作成されています。火災や地震、竜巻などの災害時対応マニュアルが作成されており、毎月の避難訓練では、発生場所や時間帯、災害の程度など細かく想定し実施されています。また、火災訓練は、隣接する消防署と合同で実施しています。

<一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っています>
 子どもの発達状況や生育環境などは児童票に記録されています。職員会議をはじめ、必要に応じて職員間で対応を話し合うなど、一人ひとりの子どもの状態に応じた個別の保育を実践しています。年2回、保育士は自己評価を行い、子どもを受容することができているか確認しています。
◇改善を求められる点
<総合的な人事管理が行われることを期待します>
 保育士に配付される保育手帳には、期待する職員像・職員の心得などが明文化されています。人事評価マニュアルは、正規職員と非正規職員に分けて整備されています。正規職員は自己評価を作成して園長の面接、課長の評価が実施されています。非正規職員は、自己評価を作成して園長による面接が行われ、意向や希望の確認が行われています。職場における良好なコミュニケーションを構築するために、年1回、上司に対して部下が評価する機会があります。今後は職員が人事評価マニュアルを理解し、自らがスキルアップを目指すことができるような体制に期待します。

<ボランティア受入れ体制の整備の取組みに期待します>
 市の保育課と連携して、中学校の職場体験や高校生のインターンシップを受け入れています。受入れにあたっては、事前にボランティア等受入れマニュアルに沿って、オリエンテーションを行っています。また、実習生が夏祭りにボランティアとして参加してくれたことがあります。今後はボランティアの受入れを広げ、地域の様々な人達と関われることを期待します。

<子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備に期待します>
 園ではその日の気温湿度に応じて、床暖房や空調加湿器、空気清浄機を適正に使用しています。衛生安全面については、事故防止チェックリストを用いて管理しています。保育士は会議などで定期的に保育手帳の読み合わせをしており環境整備の重要性を認識しています。子どもが体調不良や情緒不安になった時に安心して休める場がなく事務室を提供していますので、今後は個別の空間の確保が整備されることを期待します。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
 今回の第三者評価を受けたことで、今までの自己評価では気付かなかった点も、客観的にとらえて課題を確認する事ができました。評価につきましては全職員に周知し、良い評価をいただいたところは継続して取り組み、改善点につきましては、次年度に向け反映できるように会議等で検討し合い共通理解を深めると共に、関係機関とも連携を図り、保育の質の向上を目指して取り組んでいきたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。