■第三者評価機関名
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■施設・事業所情報
| 名称 |
宇都宮市ゆずのこ保育園 |
種別 |
保育所 |
| 代表者氏名 |
久米 博子 |
定員(利用人数) |
130(85) |
| 所在地 |
〒321-0407 宇都宮市松田新田町483
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TEL |
028-674-2020 |
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■第三者評価の受審状況
| 評価実施期間 |
令和7年5月2日(契約日)~ 令和8年2月25日(評価結果確定日) |
| 受審回数(前回の受審時期) |
2回 (令和3年度) |
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■総評
◇特に評価の高い点 ○「生きる力」を育てる保育 毎年、近隣の田んぼをお借りして、田植えや稲刈り体験を行っています。自分の手で丁寧に苗を植え、育った稲を収穫するまでの工程を経験することで、毎日食べているお米の大切さに気づくとともに感謝の心も育っています。年間を通して自然体験が充実しており、いちご狩りやじゃがいもの収穫、さつまいも掘りや焼き芋パーティー等のワクワクした活動の中から、食への関心や食事の楽しさなど、健康的な体を作る食生活の基礎を学んでいます。食物栽培から製作や遊びへと発展するなど、子どもの発想から生まれる活動も多く、バランスの取れた心身の成長を促す保育に努めています。 ○充実した地域活動 昔ながらの伝統が残っている地域でもある為、老人会の方の協力を得ながら、伝承遊びやぼうじぼ作り・繭玉作りのほか地元の祭りに向けた梵天作りなど、行事を継承する取組も積極的に行っています。このような活動を通じて異世代間の交流を深め、子ども達は文化に親しみを持ち理解し、豊かな感性と創造力を養っています。4・5歳児を対象にした地域のボランティアの方によるサッカー教室も行うなど、地域に根ざした保育園です。 〇感染症の予防策体制 こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン」に基づき感染症対策を実施しています。「感染症対策マニュアル」を作成し、感染症発生時の保護者への周知については、「感染症名・症状・発症クラス」を掲示し、予防・早期発見及び感染拡大防止に努めています。衛生・安全グループ担当職員が「宇都宮市公立保育園嘔吐物処理方法マニュアル」に沿って年1回嘔吐物処理方法に関する園内研修を実施し、職員全員が正しい知識を学び、適切な嘔吐物処理方法で対応できるように努めています。また、各保育室には嘔吐物対応キットを準備し、緊急対応ができるように備えています。 感染症予防の為、子どもが使用するタオルを食事用・トイレ用に分け、タオル掛けには一人一人仕切りが出来るタオルカバーを設置することで、他の子とタオルが触れることがないようにしています。保育室等は労務員により、清掃・消毒を行い清潔に保たれ衛生管理に努めることで子どもの安全確保のための体制を整備し取組を行っています。 〇保育の質の向上に向けた取組 保育所保育指針に基づき、保育の質の向上に向けたPDCAサイクルが組織的に確立されています。「全体的な計画」から「年間指導計画」への展開、および定期的な反省・見直しのプロセスが定着しています。 特に高く評価される点は、個人目標管理シートにおいて、園長が各職員に対し「園として取り組んでもらいたい役割」を個別に設定している点です。これにより、単なる個人の振り返りに留まらず、園の運営課題に即した人材育成と保育の質向上を連動させようとする主体的な意欲が伺えます。また、「保育者のための自己評価チェックリスト」を年2回活用し、園長・総括による多角的な評価とアドバイスを行う体制も機能しています。
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◇改善を求められる点 〇利用者のアセスメントやサービス実施計画体制の確立 入園面接で園長も参加して、子どもの状況に関して保護者から聞き取りを行います。3歳未満児については個別指導計画を作成し、3歳以上児については必要に応じて個人別配慮を作成しています。支援を要する場合は保護者と連携を取りながら個別の指導計画を作成しケース会議において職員が状況把握することで、職員全体で共通理解を図り一人一人に応じた保育を提供しています。職員アンケートからは、利用者のアセスメントにもとづく指導計画は、さまざまな職種の関係職員が参加しての協議ができていないところが伺えます。今後、体制を確立することが望まれます。 〇苦情解決仕組みの周知する取組 「苦情解決のための窓口」について園内に掲示し、第三者による苦情解決体制についても整備・公表しています。意見箱を2か所に設置し、苦情があった際には迅速に検討し改善に努めています。ご意見箱に投函された内容についても掲示し、職員間においても情報共有しています。また、園だよりで保護者にも報告しています。個別の苦情は、担任を通し全体に共有すべきことは全体周知に努めています。しかし、保護者アンケートで職員以外の人(第三者委員)にも相談できることを知っていますかの回答は低い結果となっています。苦情解決の仕組み・体制についてさらなる周知が望まれます。
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■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
第三者評価を受審するにあたり,保育園全体で保育の内容,環境整備,マニュアル,保護者支援等について,振り返りを行うとともに,学びなおしを行う機会となりました。 今回改善を求められた点について,職員全体での情報共有をはかり,一層の改善に取り組んでまいります。また,評価いただいた点は,職員の自信となりました。今後も,地域の方たちとのつながりを大切にし,地域に愛される保育園となるよう,また,さらなる保育の質の向上を目指して,努力を続けていきたいと思います。
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■第三者評価結果
別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。 |